アカゲラ、ヨウシュヤマゴボウ

一昨日、9月20日、小雨模様。『横浜逍遥亭』の中山さんとの小旅行を終えた日の翌朝、「昏睡」後の体はまだ旅の途上のように浮遊していた。

藻岩山。

タンポポ公園の回転する球形の遊具は撤去されていた。

散歩から戻ると、裏山の林でアカゲラ(赤啄木鳥, Great spotted woodpecker, Dendrocopos major)がニセアカシアの木の幹を啄(ついば)んでいた。数メートルの距離からカメラを向けても知らんぷりだった。彼(後頭部が赤いのは雄)の周囲をコガラ(小雀, Willow tit, Parus montanus)が数羽高速で飛び交っていた。動体視力が追いつかなかった。

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昨日、9月21日、晴。

藻岩山。

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そして、今日。晴。

藻岩山上空を変わった形の雲が東西に長く続いていた。何がどうなれば、こういう雲が形成されるのか。

栗の樹のある家。ニホングリ(日本栗, Japanese Chestnut, Castanea crenata)の実が丸々と大きく生長している。

「うなじ(nape)」を垂れるヒマワリ(向日葵, Sunflower, Helianthus annuus)。

トウモロコシ畑の直売所はまだオープンしていて、Sさんは各種野菜を販売している。初めて見たこれは、食用ではなく、観賞用の「ヤマゴボウ」だと教えられたが、調べたところ、ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡, Pokeweed, Inkberry, Phytolacca americana L.)のようだ。食用の「山ごぼう」との違いは大きいことを知った。

味噌漬けなどに加工して売られている山菜の「山ごぼう」は、本種または近縁の在来種ヤマゴボウとは全く異なる、アザミの一種モリアザミまたは野菜のゴボウの根であり、いずれもキク科であり、類縁関係は遠い。
Wikipedia


主人のいない廃庭の西洋梨Pear, Pyrus communis L.)の果実にも灰色カビが広がり始めていた。