ヤマブドウ、冬囲い色々

札幌、小雨のち小雪。今朝の藻岩山は雪に烟って見えなかった。(→ 写真

予報通り、冷たい雨は雪に変わった。気温は零下ではないので、路面は凍結せずに濡れた状態である。

久しぶりに通った仲通の空き地にヤマブドウ(山葡萄, Crimson glory vine, Vitis Coignetiae)の実を見かける。まだあったのか。美しい。

その同じ仲通で珍しい「冬囲い」(Wintering)を見かけた。それが引き金になったせいか、他の冬囲いにも細かく目がいくようになった。

太い丸太で囲われたシャクナゲ(石楠花, Rosebay, Rhododendron)の低木。

複数の垂直に立てられた竹に枝を細い縄で固定されたマツ(松, Pine, Pinus)。背の低いドウダンツツジ(燈台躑躅, Azalea, Enkianthus perulatus)たちはすべての枝が縄で束ねられている。みんな、いろいろと工夫している。我が家にはまともな庭も庭木もないが、もしあったら、どんな冬囲いをするだろうかと思う。かなり凝ったことをしてしまいそうな気もするし、雪が大量に降ってから慌てて大雑把なことをしかねない気もする。