粘菌か?

朝起きたら、また少し新雪が積もっていた。数センチ。今日は予報では最高気温が零下5℃だが、そんなに寒くは感じなかった。でも時折藻岩山から冷たい北風が吹き下ろしてきた。

そして藻岩山上空の様子が怪しかった。大きな写真はこちらで(Mt. Moiwa, February 13th, 2008)。大気は不安定だ。

一昨日キレンジャクの大群が休んでいた原生林のオニグルミ(鬼胡桃, no English common name, Juglans mandshurica subsp. sieboldiana)の幹の一部が黄色く見えた。粘菌Slime mold)の仲間のススホコリFuligo septica)だろうか。それで思い出した。

これは2004年5月29日、カリフォルニア州西シエラのマンモス・レイクのスキー場から小一時間ほど登ったところにある見晴し台で見つけた粘菌らしき生物の写真。高地で雪も残る寒い場所だったので、スライム状の動物的な「変形体」ではなく、「子実体」と呼ばれる植物状態だったのではないかと思ったが、そもそもこれは粘菌ではないかもしれない。ロイター通信のYさんとの死の谷巡礼の旅の途上だった。

圧雪路面。雪の下はアイスバーン

六日目の雪だるま。メンテナンス前。

メンテナンス後。大分太った?