書体Thunderbirdに先住民の記憶が


2004年6月1日、私たちは死の谷Death Valley)巡礼を無事に終えて、レイク・タホLake Tahoe)経由で帰路についた。途中、ブリッジポートBridgeport)という小さな町のこんな可愛らしいお店Pop's Galleyで昼食にした。

ちなみに、イカリングフライを中心とするこんな食事(Calamari Rings & Chips (5 oz) . . . $7.95)だった。

通りの反対側にお洒落な雑貨店(General Store)が見えた。その「BRIDGEPORT GENERAL STORE」の書体が印象的だったので写真を一枚撮った。当時はそれ以上調べてみることはしなかった。最近、ちょっと調べてみたら、その書体はウェスタンフォント(Western Fonts)系のThunderbirdだと分かった。

サンダーバードThunderbird)。西部アメリカ・インディアンが、雷鳴・電光を起こすと信じていた想像上の巨鳥のことである。なるほど、と今更ながらに思った。昼食後Pop's Galleyの隣にある土産物屋で風変わりな石のブレスレットを買ったのだが、その店の女主人は正真正銘の先住民の子孫で、私が日本から来たことに興味を示したので、色々と雑談したのだった。

ところで、「Pop's Galley」のポップな印象のセリフ書体については調べがついていない。「y」に大きな特徴がある。