ネコヤナギか、「連絡先」と「Where to make connect」

札幌、曇。最低気温がプラスの日が続き、雨も降って、雪は急速に融けて消えていく。今朝の藻岩山(Mt. Moiwa, March 16th, 2008)。

ヒヨドリ(鵯, Brown-eared Bulbul, Hypsipetes amaurotis)。

ムクドリ(椋鳥, White-cheeked starling or Gray starling, Sturnus cineraceus)たちか。

昨日も記録した遠くからは全体に白く見える樹。ネコヤナギ(Rosegold Pussy Willow, Salix gracilistyla)か。

表通りではアスファルトも乾いてきた。

郵便ポストの表示の一部。英語が併記されている。「連絡先」と「Where to make connect」の概念の間にはラテン語ギリシア語の間、漢字(漢語)とひらがな(和語)の間に比べられる距離があると感じた。学生時代にまだ存命中だった小林秀雄の『本居宣長』を読んで、本居の漢心へのこだわりにひっかかったことを思い出す。漢字のヴィジュアル性と表裏の概念のコンパクト化は驚くべき力だと感じる。漢字に圧縮された概念を解凍することはかなり難しい。「連絡先」をひらがなにどう噛み砕いて説明したらいいか、ちょっと戸惑う。英語の「Where to make connect」に近い表現になるだろうな。