あるお宅の庭先に今年初めて見る花が咲いていた。見覚えのあるフクジュソウ(福寿草, Far East Amur adonis, Adonis ramosa)だ。花を見ると季節がめぐってきたことを実感する。そして、昨年学んだ「スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)」という言葉を鮮明に思い出す*1。春の訪れを告げる花々。
と思いきや、別のお宅の庭先ではクロッカス(crocus, Crocus)も花開いていた。
原生林の湧き水が溜まってできた小さな池のほとりに大きな塊が見えた。まだ開かないフキノトウ(蕗, Fuki, Giant Butterbur, Petasites japonicus)だろうか。
藻岩中学校裏門横のプラタナス(sycamore, Platanus orientalis)の根元に剪定された枝が散乱していた。そのうちの長目の2本を拾った。意外にもかなり硬質で重たい。枹[バチ]、スティックにちょうどいいなとふと思った。思わず、塀の鉄棒部分を叩いて、音楽した。記念にビデオ撮影した。題して「プラタナスの音楽」。