拾ってきたプラタナスの枝2本。長さはキーボードの横の長さほど。30センチから40センチ。直径は太い方が親指くらいで、細い方が人差し指くらい。とにかく見かけ以上に固くて重い。切断面を観察すると、放射状のかなり稠密な組織である。しかも周囲とは異質な組織の芯がある。一年で急速に成長する枝ならではの仕組みがあるのだろう。さすが、ヒポクラテスの木だ。と書いて、何が「さすが」なのかは自分でもよく分かっていない。とにかく、本当にドラムのスティックや太鼓のバチに使えそうな材質である。今までプラタナスを遠くから眺めていた時には、もっとスカスカの軽いイメージを抱いていた。予想外で驚いた。