エゾムラサキ、チシマザクラ


Nさん宅の庭でもキバナカタクリ(黄花片栗, Erythronium pagoda[grandiflorum])を見かけた。札幌、曇り。気温は昨日よりも少し上がったが、雲がいすわっている。樹木では早咲きの桜の仲間、ハクモクレンキタコブシは散り始めた。シモクレンは盛り。ツツジレンギョウは盛りをやや過ぎたか。草ではチューリップが目立つようになってきた。スプリング・エフェメラルたちは次々と姿を消しつつある。

径5ミリもあるだろうか、極小の花、エゾムラサキ(蝦夷紫, Wood forget-me-not, Myosotis sylvatica)を見かける。別名、深山勿忘草。昨年より2週間余り早い。Mさん宅の開放的な大きな庭&畠の歩道脇で。

昨年夏にスズメバチ駆除騒動のあったKさん宅の庭では、最も遅く咲く桜のチシマザクラ千島桜, Prunus nipponica var. kurilensis)がもう開花し始めた。やはり昨年にくらべて草木の開花は全般的に2週間ほど早い。

サフラン公園に隣接したトウモロコシ畑。先日耕された。今年もトウキビが日に日に育つのを見て、そして「太陽の味がするやつ」を食べるのが楽しみだ。