ネクタリンの和名の揺れ:ズバイモモ/ツバイモモ


札幌、晴れ。昨夜の雨で大気はさらに澄み、透明感が増した。青空が青空らしく見える。藻岩山の新緑も一段と鮮やかに見えた(&rarr: Mt. Moiwa, May 7th, 2008)。数日前までかなり大気が黄色っぽく濁っていたことを改めて感じた。なお、車の上に降り積もっていた黄色い砂から、それは黄砂のせいだと以前自信を持って書いたが、どうも近所の採石場から飛散した土埃のようだ。


原生林のシラカバやクルミの木たちの若葉も青空を背景に映える。


Hさん宅のサクランボ(Wild cheerry, Prunus avium)の花が満開だった。青空を背景に映える。別名は、セイヨウミザクラ(西洋実桜)、オウトウ(桜桃)。


すっかり花の落ちたハクモクレン(白木蓮, Yulan magnolia, Magnolia heptapeta[denudata])が一斉に若葉を出していた。


桃が満開。通称ネクタリン(Nectarine, Amygdalus persica var. nectarina)。和名は「ズバイモモ」と「ツバイモモ」の間で揺れている。両者の由来と漢字表記は不明。ツバキモモ(椿桃)、アブラモモ(油桃)、ヒカリモモ(光桃)等の別名もある。面白い。


梨の花が開き始めた。これは日本ナシ(Nashi Pear, Pyrus pyrifolia var. culta)の方。