シロヤマブキ、セイヨウスグリ、ムスカリ

札幌、晴れ。風弱くなる。まだちょっと冷たい空気がとても気持ちいい。

空き地の掘建て小屋の壁になにやら「文字」の列のような模様が見えた。合成樹脂の板の表面が風化、劣化してできた線条だろうか。面白い。「A」とか「K」とか「Y」に見える線もある。


シロヤマブキ(白山吹, Rhodotypos scandens)が咲いていた。やはり昨年より2週間以上早い。このシロヤマブキはバラの仲間で、黄色い花をつけるヤマブキ(山吹, Kerria japonica)の白花ではないことを思い出した。花もヤマブキは5弁花で、シロヤマブキは4弁花。

毎朝思わず見上げてしまうHさん宅の庭のハクモクレン(白木蓮, Yulan magnolia, Magnolia heptapeta[denudata])のやけに大きな葉。町内の他のハクモクレンにくらべても数倍の大きさだ。

セイヨウスグリ(西洋酸塊, Gooseberry, Ribes uva-crispa)の花が果実に変化しつつあった。

現在、あちらこちらで、ムスカリ(Grape hyacinth, Muscari armeniacum)が花盛りだが、こんな風な青紫のグラデーションに初めて気づいた。しかも、こうして写真で見ると下のほうの濃い花は壺状で口が開いているように見える。今度覗いてみよう。

苗がまだ植え付けられていないトウモロコシ畑に見知らぬ植物の子葉が出ていた。