満開の蝦夷の小林檎の下で

札幌、晴れ。寒気は去った。

あるご婦人が毎朝手入れなさっている街路樹のナナカマド(七竃, Japanese Rowan, Sorbus commixta)を囲む小さな花壇に見知らぬ綺麗な青の花が咲いていた。何だろう? 白い大きな葯の雄蕊が飛び出している。葉の特徴(羽状複葉)からするとマメ科にちがいないが...、未同定。

タンポポ公園の5本のエゾノコリンゴ(蝦夷の小林檎, Manchurian crab, Malus baccata var. mandshurica)が満開である。その下を通ると甘い香りに包まれた。思わず、ビデオに切り替えて撮影した。匂いが伝えられないのが残念だ。


Under The CrabApple Blossoms, 58sec.

参考までに、昨年9月に作成したタンポポ公園マップを。


エゾノコリンゴ(♥)、イチョウ(♠)、オニグルミ(♣)、ニセアカシア(♦)、ムクゲ(◊)。


タンポポ公園を出たところで、エル様(13歳)に出会う。風太郎の一年先輩。

ああ、変な形の雲が。

***

午後から、再び大気が非常に不安定になり、突然激しい雷雨になった。論理学入門の授業中も、雷鳴が轟いていた。ずぶ濡れになって教室に駆け込んで来る学生もいた。「ド・モルガンの法則」分かった?