あるシャクナゲの由来、二匹の猫

札幌、晴れ。強風。何度も帽子を飛ばされそうになった。気温は上がる。20℃くらいか。


あるお宅の庭でどこかかすかに変わった印象のシャクナゲ(石楠花, Rhododendron)が目に留まった。やや大振りのきれいなピンクの花を咲かせている。木の丈1メートルくらい。立ち止まって、しばらく眺めていたら、庭の奥で何かの手入れをなさっていたその家のご婦人と目が合った。思わず、このシャクナゲは...と声をかけた。すると仕事の手を休めて、風太郎に、大きいわね、と声をかけながら、こちらにやってきて、そのシャクナゲの由来を語ってくださった。アメリカ産だという。アメリカに住む家族が三つの小さな苗木を送ってくれた。そのうちの二本は育たなかったが、一本だけはこうして育ったのだという。その庭では他にも牡丹と数種の躑躅が満開だった。毎朝散歩でこの道を通るんです。毎朝目を楽しませていただいています。ありがとうございます。風太郎の頭をおそるおそる撫でてくださった。大人しいわね。


おっと。「猫プロジェクト」始動。


おやおや、空き地の草むらで気持ち良さそうにうたた寝している。