梅の果実2

札幌、曇り。朝、Tシャツ一枚で散歩に出たら肌寒かった。藻岩山の頂上付近は雲に隠れていた(→ Mt. Moiwa, June 26th, 2008)。しかし散歩後半には青空が広がり始め、みるみる気温が上昇した。今日も暑くなりそうだ。原生林に沿った側溝に風太郎が足をとられて、べたっと伏せるようなかっこうになった。足腰が弱っている。年齢から言って無理もない。同年齢の他の犬に比べたらかなり若く見えるが、最近急に体力が落ちたのを感じる。

思わぬ場所で梅(Ume, Prunus mume)の実がなっているのを発見する。松の木に半ば隠れていて今まで全く気づかなかった。何年も毎日のように歩いている道でも気づかないことは沢山ある。

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これを書いている今は昼休み。先ほど午前中の入門演習が終わった。午後から専門演習が二つ続く。一週間ぶりに顔を合わせる学生たちはつねに変化し続けている。一見変わらないように見えて、実は会うたびにどこか違っている。その変化に耳を澄ましていると自分の側の変化にも気づいてゆく。そこが面白い。

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さきほど、二つの専門演習が終わった。現在就職活動中の4年生のM君はめでたくある会社の内定を得た。彼は就職活動を面白い体験として楽しんでいる節がある。