買い物帰りにドングリの木に耳を当てていた


今日はじっとしていても汗ばむほど蒸し暑かった。少し涼しくなった夕方、お気に入りの「路地」を歩いてCOOPに買い物に行ってきた。とにかく歩くと、何かしら発見や出会いがあるから面白い。往きには首に鈴をつけたまだ若い猫に出会った。


帰りには、どんぐり公園に立ち寄って、立派な三本のアカナラ(Northern Red Oak, Quercus rubra Linn.)の木の下に佇んでみた。三本全部に手で触れながら挨拶をした。すると思わず抱きつきたくなって、一番太い幹に抱きついた。耳を当ててみた。何か声が聴こえたような気がした。公園の向かいにはこぎれいな理髪店があって、お揃いの白いシャツを着たスタッフたちが数人、何やってんだ?という顔をしてこちらを見ていた。自分でも何やってるんだろうなと思いながら、しばらく耳を当てていた。