支笏湖畔にて


カツラ(桂, Cercidiphyllum japonicum


チップ(ヒメマス, kokanee, Oncorhynchus nerka)の稚魚

午後から札幌の猛暑を逃れて、支笏湖畔に涼みに行きました。支笏湖新千歳空港から数十分で行ける距離にあります。湖畔に広がるいい感じの林では、カツラ、シナノキ、エゾヤマザクラキタコブシ、イタヤカエデ、トドマツ、ウダイカンバ、ヤマモミジ、ハウチワカエデの大木の下に次々と佇み、触れ、抱きついて耳を当てたり、湖岸の釣り小屋の水槽でチップ(ヒメマス)の輝く稚魚を初めて見ました。そして波打ち際で裸足になって遊びました。そのとき、湖水の波打つ音を風景として撮影しました。湖畔のサウンドスケープ*1です。

*1:サウンドスケープとは、カナダの作曲家マリー・シェーファーの造語で、目に見えるランドスケープ(景観)に対し,ある地域で耳にはいってくる音の総体を指します。