雪だるま3号


きのう午後からの暖気で雪はとけ、雪だるま2号の頭も落ち、町の道という道はシャーベット状態で、深い轍が出来ていて、車の運転もオフロードラリーの観を呈していた。運転の感触としては砂の上を走るのに近いかもしれない。夜中に大型の除雪車が入ったが、大量の湿った雪が道の両脇に寄せられただけなので、道に面した家々の住人は朝からその重たい雪の排雪に追われる。排雪車による本格的な排雪はまだである。ほとんどの道では車はまともにすれ違えないから、譲り合いの精神が町の道々に溢れる時でもある。朝飯後、早速雪だるまの修復に取りかかった。ところが単なる修復に終わらず、気づいたら全く違うモデルにしたがって勝手に手が動いてしまった。そういうわけで、雪だるま2.5号のはずが、雪だるま3号になった。ジャーン! 右手は挨拶の「やあ!」を意味し、左手には素白を見倣った「魔法の杖」を持つ。悪くない。

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