白老の浜辺で




海を、太平洋を見に行った。札幌から南に一時間ほど車を走らせると太平洋岸に出る。苫小牧(とまこまい)市のフェリーターミナルに立ち寄り、西隣の白老(しらおい)町のポロトコタンを訪ね、帰りに白老の浜辺で波打ち際を撮った。釣り客はまばらだった。海は凪いで青空を映して明るく煌めいていた。おっと、三度目に打ち寄せた波が目の前で止まるだろうという予測を裏切ってあっという間に足元を通過した。予測の甘さと反応の遅さに笑ってしまった。両足とジーンズの裾が濡れた。それもまたよし。


At the Seashore in Shiraoi, 47sec.