塚本夫妻と散歩


イボタノキ(水蝋樹・疣取木, Ligustrum obtusifolium)の実



セッコウボク(雪晃木, Snow berry, Symphoricarpos albus var. laevigatus



塚本さんちのキク(菊, Garden mum or Chrysanthemum, Chrysanthemum morifolium)。ちょうど、塚本夫妻が散歩に出るところだった。先日届けた写真の丁重なお礼をいただいた。恐縮する。途中までご一緒した。塚本さんは腰の調子があまりよくなく、歩くのもキツいと漏らすが、少しでも歩いて筋肉が衰えないようにしないとという奥さんの勧めで、散歩に出ることにしたという。驚いたのは、お二人とも長崎のご出身だということ。道理で、お二人の言葉には、何て言うか、あったかいトーンが感じられるのだった。でも、もう札幌に来て44年たつ。なかなか里帰りもできないと塚本さんはちょっと複雑な表情を浮かべた。長崎市内ではなかったので、被爆は免れたという。塚本さんのペースに合わせてゆっくりゆっくり歩きながら、しばし長崎談義をして、お二人とは別れた。



苅谷さんちの畑。まだ少し雪が残っている。



カン、カン、カン。金属を叩く音が響き渡った。何でも修理屋の平野さんが何やら作業していた。先日はバイクのエンジン、今朝は除雪機の修理だった。それが除雪機のどの部品かを詳しく説明してくれた。これから剥げたペンキを塗り直すという。



カエデ?



ん? 未詳



帆足さんちのブルーシート簡易温室は昨日撤去され、まだ咲いていたキク(菊, Garden mum or Chrysanthemum, Chrysanthemum morifolium)も刈り取られ、束ねて寝かされていた。キクの墓のようだった。



普通に歩いていたら、多分、町内にはもう花はないと思うだろうが、挙動不審と怪しまれるのを覚悟して、きょろきょろとよく見ればまだまだある。ニワナズナ(庭薺, Sweet alyssum, Lobularia maritima



遠くから、大内母娘が手を振りながらやってきた。私は撮らないで! と奥さんには逃げられた。先日届けた写真のお礼を言われる。ところで、三上さんは一体何をやってるの? と珍しくダイレクトに聞かれた。売れないカメラマンということにしといてください。



大槻さんちのヤグルマギク矢車菊, Cornflower, Centaurea cyanus