魂なんて、取られてもいいけどな


芽。未詳。



オンコ(一位, Japanese Yew, Taxus cuspidata)の樹のツララ



エゾノコリンゴ(蝦夷小林檎, Manchurian Crab, Malus baccata var. mandshurica)の樹のツララ



カラマツ(唐松, Japanese larch, Larix leptolepsis Gordon)とトドマツ(椴松, Sakhalin fir, Abies sachalinensis



小樽出身の佐々木さんはこの土地に暮らしてもう40年以上になる。小樽に帰ることはないという。相変わらず腰の調子はよくないが、「春は遠いなあ」と言いながら、とにかく毎朝元気に私の数倍の距離を歩いている。「昔はこのあたりには家はなかった、田んぼだったよ」「へー、そうだったんですか」などとしばし立ち話する。「原生林をバックに一枚、お願いします」「よしてくれよお」「魂が取られる?」「魂なんて、取られてもいいけどな、あっはっは」私もつられて笑ってしまった。



たんぽぽ公園のアジト跡の「氷の祭壇」は健在。



雪に埋もれかけていたライター(多分、これでロウソクに灯をともしたのだろう。伊藤さんのものだろう)を発見。ロウソクの台座に置いておく。気づくかな。今夜あたり、灯をともしに来てみようか、、。