哲学
What I see is always already gone, it engraves itself into my retina as a picture of its past. The visual object is the permanence of melancholia and history. Salomé Voegelin, Listening to Noise and Silence, Continuum, 2010, p.169 サロメ・…
現在に身を置いていても、朝、目覚めるたびに、昨日の風景の中にいる自分に気づく。それどころか、数百年、数千年前の風景の中を歩いている自分に気づくことさえある。 アルフォンソ・リンギス『暴力と輝き』(未邦訳。Alphonso Lingis, Violence and Splend…
リトアニア語はインド・ヨーロッパ語族のなかでラテン語に比べられる古さを持ち、サンスクリット語との類縁性が指摘されるなど、比較言語学のうえで重要な言語とされているが、ジョナス・メカス『どこにもないところからの手紙』(asin:4879956546)の「第十…