梅の花と桜の花がいっしょに咲いた日

札幌、晴れのち曇り。暖かい。藻岩山は今日もやや霞んで見える。

散歩でたどる道に面した多くの家の庭や空き地では、春の訪れを告げた花々がそろそろ交代の時期を迎えている。クロッカス、福寿草チオノドクサが終りかけ、代わりにスイセンの仲間たちが次々と咲き出した。ミスミソウカタクリ、そして未だ正体不明の「ハナニラもどき」はまだ健在である。木ではツツジの花が真っ盛り。キタコブシハクモクレンもぞくぞくと開花し出した。原生林では落葉して裸のままの樹がほとんどだが、一本だけ若葉を出している樹が目に留まった。

そして小さな白い花をつけた木が二つ続けて目に留まった。先ずは、直径1cmに満たない、白い花をつけた蔓状の木。

次に、似た白い花をつけた背丈1mに満たない低木。

そして、驚いたのは、梅の花が咲いていたことだった。

昨日は目につかなかった。そしてさらに、昨日はまだ蕾だった近所の桜の花も一斉に開いていた。

Part Two of John Zorn's COBRA:365Films by Jonas Mekas

ジョナス・メカスによる365日映画、5月、124日目。


Day 124: Jonas Mekas
Thursday May 4th, 2007
9 min. 51 sec.

Part Two of John
Zorn
's COBRA
(see April l6 for
Part One)

ジョン・ゾーン
コブラ、パート2
(パート1は
4月16日
見てね)

4月16日コブラのパート1に続く、パート2。パート1は一定のゲームの規則に従った楽器演奏者たちの駆け引きによる演奏の、しかしながら予測不可能な展開を楽しむという趣向の室内コンサートだった。今回のパート2は、周囲を人垣に囲まれた公園の一角らしき場所で、韓国とアフリカの混成太鼓奏者たちと尺八によるリズミカルな演奏をバックに、総勢20人くらいのダンサーたちが、思い思いの出で立ちで登場しては、時に整然と同じ振り付けで踊り、時にばらばらな動きを見せ、時に言い争いさえ見せるという演劇的な要素も含んだパフォーマンスを繰り広げる。パート1と同様に決められたゲームの規則に従った上でのダンサー間の駆け引きが、全体の流れに予想外の展開をもたらしているのだろうが、カメラのポジショニングのせいか、そのあたりがよくつかめない。ジョン・ゾーンの姿は見えない。