梅の花と桜の花がいっしょに咲いた日

札幌、晴れのち曇り。暖かい。藻岩山は今日もやや霞んで見える。

散歩でたどる道に面した多くの家の庭や空き地では、春の訪れを告げた花々がそろそろ交代の時期を迎えている。クロッカス、福寿草チオノドクサが終りかけ、代わりにスイセンの仲間たちが次々と咲き出した。ミスミソウカタクリ、そして未だ正体不明の「ハナニラもどき」はまだ健在である。木ではツツジの花が真っ盛り。キタコブシハクモクレンもぞくぞくと開花し出した。原生林では落葉して裸のままの樹がほとんどだが、一本だけ若葉を出している樹が目に留まった。

そして小さな白い花をつけた木が二つ続けて目に留まった。先ずは、直径1cmに満たない、白い花をつけた蔓状の木。

次に、似た白い花をつけた背丈1mに満たない低木。

そして、驚いたのは、梅の花が咲いていたことだった。

昨日は目につかなかった。そしてさらに、昨日はまだ蕾だった近所の桜の花も一斉に開いていた。