両手の指、特に両足の軽いしびれが続いていたので、神経内科に行って診てもらった。手のしびれは、キーボードとマウスの使いすぎによる腱鞘炎かなと思っていたが、踝から下の両足の軽いしびれの原因は、昨年秋の人間ドックの循環器系の検査で動脈硬化の傾向が少し見られるという診断くらいしか思い当たらなかった。しびれの原因をはっきりさせたかった。末梢神経障害の疑いがあるということで、温度覚、痛覚、触覚、腱反射のチェックをされた。温度覚、痛覚に若干鈍さがあったものの、特に異常は認められかった。末梢神経障害の原因は複雑で、糖尿病以外にも疲労やストレスが原因になることも多いという。念のため、採血をして糖、コレステロール、中性脂肪等の検査を依頼することになった。軽いしびれがあるのは事実なので、メコバラミンというビタミンB12の錠剤、ユベラNというビタミンEのカプセル、そして牛車腎気丸というエキス顆粒の漢方薬を処方してもらった。それから、採血後についでにこれもと「ニンニク注射」を促されるままに打たれた。打たれている最中から口の中が乾き始め粘膜からニンニクの強烈な臭いが発散していた。風邪の引き始めや過労時にはよく効くんですよ、と看護婦さんは力説していた。血液検査の結果にもよるが、とにかく薬を二週間飲み続けて様子をみることになった。