湧き水、一条の煙、干し柿

札幌、雨。昨夜から降り続いている雨が小ぶりになったのを見計らって、散歩に出る。寒い。藻岩山が黒々として見える。一部黄葉が際立つ。今朝の藻岩山はこちら

原生林にさしかかったとき、水の流れる音が聴こえてきた。原生林の中の数カ所で水が勢い良く湧き出ていた。地下の伏流水が昨夜からの雨で増水し地上に溢れ出ているのだろう。フェンスのこちら側の側溝に流れ込んでいる。水の流れる音はいい。思わずビデオで撮った。わずか43秒間が永遠に感じられた。



住宅の密集する中通りで、突然懐かしい臭いが鼻を突いた。薪が燃える臭いだ。細長い煙突から立ち上る白い煙に見とれた。「冬」を感じる。これも思わずビデオで撮った。背景の藻岩山が気になった。



町内では珍しい干し柿(making dried persimmons)。いいなあ。

楓(Acer)の冬支度(wintering)。

初めて見る移動掃除車。なぜ「クジラ」がキャラなのか不明。

売りに出ている土地にはえるヌルデ(白膠木, Rhus javanica)の木の黄葉はすべて落ち、実だけになった。

町内で一番赤いナナカマド(七竈, Japanese Rowan)の実。