札幌の水道水はうまいねえ。

札幌、晴。風太郎は昨日から少量ながらドライ・フードを食べるようになり、散歩でも昨日より元気な様子だった。だが便はまだ下痢気味である。やはり腸の機能回復はなかなか難しそうだ。バイク通勤準備中のUさんに会った。私と同じ髭オヤジである。今まで簡単な言葉しか交わしたことがないが、親近感を覚えている。ちょうどヘルメットを被る直前で、坊主頭であることをはじめて知った。私もそろそろ坊主頭にしようかとふと思う。道端にまだタチアオイ立葵)が咲いていて驚いた。シュウメイギク秋明菊)が目立ってきた。サフラン公園で風太郎が水を飲んでいるとき、天性の花咲か爺と私が認定しているDさんが私ではなく風太郎に声をかけてくれた。Dさんはサフランクラブの世話役的存在である。今朝はDさんのほかに5人の方が集まり、何やら相談していた。楽しそうだった。Dさんはその輪の中から抜けて満面の笑顔で風太郎のもとに駆け寄ってきたのである。「札幌の水道水はうまいねえ。ミネラル・ウォーター買う必要ないもんねえ」と言いながら彼も水を飲んでいた。「そうですね」と私は風太郎を代弁した。