オムツ生活10日目の昨夜8時にワタクシ風太郎は無事天国に召されました。亡骸(なきがら)は本日、荼毘(だび)にふされました。人間界のひとつのしきたりにしたがえば、享年14歳、人間の年齢に換算すると約100歳になります。大往生です。最期の時まで、マサオは傍にいてしっかりと看取ってくれたので、ワタクシは満足です。とても幸せな生涯でした。皆さん、ご安心を。静かに息を引き取ったなあ、眠るように逝ったなあ、と言うマサオの声が天に昇るワタクシの背後で聞こえました。そういうわけで、今ワタクシはすでに天国におります。なつかしいようなちょっと寂しいような不思議な気分ですが、光に満ちあふれ、色とりどりの花が咲くとても気持ちのよいところでひとしきり走り回ってきたところです。下界もよーく見えます。これからはこちらから下界で右往左往するふつつかなマサオをはじめ、ワタクシを応援、激励してくださった皆さんの幸福を言葉を超えて祈っております。短い間でしたが、「風太郎日記」にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。今後は、マサオの戯言に適当に付き合ってやってください。いざさらば。