マルメロジャム完成


一晩寝かせたマルメロからは結構な量の果汁が出ていた。水は加えずにそのまま火にかけて煮込む。途中で残りの砂糖を加えて煮詰める。ガスコンロの前に貼り付いて、藤原新也アメリカ』を読みながら、焦げ付かないようにときどきかき混ぜる。私もひとりで車で巡ったときの解放感と孤独感の入り混じった気分を思い出す。とろみがついたところで火を止めて冷ます。予想以上に酸味の強い独特の香りのジャムができた。早速、苦いコーヒーを入れ、薄切りしたパンに塗って味見した。んーん、美味い。トルコの田舎のお母さんの味か、、。



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