蜂の巣の標本か、見知らぬ獣の灰と化す寸前の骨か、ヒマワリの「燃え尽きた夏の遺骸」、「巨大な夏の象徴」。
小倉在住のFloral Decorator(いけばな家)中野正三さんから「ヴァン・ゴッホの骨」と題する最新の花の作品のフライヤーが届いた。このフライヤーは中野正三さんが始めたオリジナル作品の絵葉書による「空飛ぶ」展覧会である。観覧希望者は氏のブログから申し込むことができる。
中野正三さんの作品を見るたびに、花を生けることは、花を供養することだ、という声が聞こえる。花を見ることも、そして、花を撮ることはなおさら、花供養のはずですね、という声も聞こえる気がした。正三さん、ありがとう。