2009-12-23から1日間の記事一覧

白樺に宿木が

ツララ。最長のものは2メートル以上はある 未詳 チョウセンゴミシ(朝鮮五味子, Schisandra chinensis) コムラサキ(小紫, Purple beautyberry, Callicarpa dichotoma) エゾノシモツケソウ(蝦夷下野草, Filipendula yezoensis) 雪かきしていた米田さん…

越中写真紀行

こしのみちのなかへ My Foolish Heart:pictorial travelogue of Toyama, 6:04

沖家室島が揺れた夜

松本昭司さんとお父さん(島で現役最高齢、八十六歳の漁師であり、かつ、最後の釣り鉤職人) 沖家室島に根を下ろして生きる松本昭司さんは私とほぼ同年代、彼の方が二歳年上、で高度経済成長と歩を合わせて成長してきた世代である。松本さんは都会でサラリー…

門司港

門司港駅。 他の写真はこちらのフォルダで(→ 門司港)。 周防大島、沖家室島へ向かう途中で門司港に寄り道した。ガイドブックは藤原新也『鉄輪』だった。 手にする列車の切符の行き先に、知らない町の名前が書いてある。 門司港の駅の改札口で母から切符を…

Hiroshima, mon amour

広島では、すでに書いたように、広島市郷土資料館を訪れる前後に、東郵便局裏、駅前市場近辺の開発から取り残された場所、平和記念資料館のある中島町、そして原爆ドームのある紙屋町を中心に、短い時間だったが、できるかぎり歩いた。写真下のリンク先のフ…

根の明るさ、根の暗さ

十年後の「大往生の島」を訪ねた私は一体何を期待し、何を見ようとしていたのだろうか。時間に追い立てられるように殺気ばしった表情で先を急いで小走りする人間の溢れる東京から一転して、正反対の、時間の流れが止まったような島にやってきた。松本昭司さ…