white langue de chat


一晩中湿った雪が吹き荒れた。今朝は青空が広がる。藻岩山は雪が吹き付けられ全体に白っぽく見える。

36倍ズームすると、一部樹氷のように見えた。

根雪の表面はさくっと固い。ちょうど一晩に降り積もった分の雪が圧縮されて、厚さ2〜3cmの「皮」のように剥がれる。感触はお菓子のラング・ド・シャ(langue de chat:猫の舌)のよう。そういえば、札幌市に本社をおく石屋製菓のヒット商品「白い恋人」はラング・ド・シャでチョコレートを挟んだ菓子だった。名前の由来は社長の「白い恋人たちが降ってきたよ」という何気ない一言だったらしいから、雪とラング・ド・シャはイメージ上まんざら無縁でもない。