雪は「解」けるか「融」けるか


札幌、晴れ。暖かい。体感気温4、5℃。路面の雪は完全シャーベット状で轍(わだち)の底には水たまりできているところもある。風太郎は足のとられない轍を歩こうとする。それにつられて轍の水たまりに何度か足を突っ込んだ。防水加工済みの右の靴の中に水が滲みて靴下まで濡れる。

原生林からは二種の甲高いさえずりが聴こえた。この中に一羽いる。

36倍ズームで撮った。ヒヨドリ(Brown-eared Bulbul)だった。スズメの仲間ではヒヨドリが数も多く結構幅を利かせていることが見えてきた。

餌台(bird feeder)第四号。餌台は人間と野鳥との間の人工的なインターフェースだが…と一瞬考える。

散歩復路の表通りは路面の雪がとけ(雪が「とける」の漢字をいつも「融ける」か「解ける」かで一瞬迷う。どちらでもいいようだが、一般には、新聞記事でも「解ける」が使われている。私はなぜか両者共に微かな抵抗がある。ちなみに、Googleでは、「雪融け」は約62,700件、「雪解け」は桁違いの970,000件ヒットした。)、再びようやく春が近づいた気分になる。

梯子付きの同じ車両が三台等間隔で道路脇に停車していた。新しい電線を張る工事だった。

サフラン公園では、土曜日じゃないのに、保育園児たちがソリ滑りに興じていた。好きな光景だ。