紅輪蒲公英(コウリンタンポポ)、金鳳花(キンポウゲ)、鬼田平子(オニタビラコ)、小三条蝶(コミスジ)

札幌、快晴。暑い。蝉の声なし。

藻岩山。

  • 今朝の最大の発見は、「赤いタンポポ」だった。




コウリンタンポポ(紅輪蒲公英, Hieracium aurantiacum)、別名エフデギク(絵筆菊)だった。

  • そして黄色い花が三種、薄紫の花が一種、目にとまった。


キンポウゲ(金鳳花, Japanese Buttercup, Ranunculus japonicus Thunb.)。花弁がラッカーでも塗ったように照り輝いている。別名ウマノアシガタキンポウゲ科には有毒が多いが、これもそう。中国では「毛莨(モウコン?)」と書き、古くから薬として用いられているらしい。貝原益軒「大和本草」にも記載されている。

オニタビラコ(鬼田平子, Youngia japonica)。オニタ・ビラコではなく、オニ・タビラコである。オニ(大きな)タビラコ(Lapsana apogonoides)の意味。

花弁がまばらなタンポポのよう。未同定。

未同定。

  • 色や形に惹かれたもの三つ。


アヤメ(文目, 菖蒲, Iris sanguinea)。名前の通り、花弁の奥の虎斑の模様と色合い。

満開のチャイブ(Allium schoenoprasum)の花の雄蕊の花粉の色。

グーズベリー(gooseberry, Ribes grossularia L.)の実と葉の按配。

  • 見覚えはあるが名前を知らぬ動物の同定。


コミスジ(小三条蝶, Neptis sappho intermedia Pallas)。 タテハチョウ科。

  • 人事。


今朝の「サフランクラブ」の会議は深刻なテーマをめぐっているようだった。手前のトウモロコシは後から植えられたもので、まだ丈10センチ弱。