今回は15世紀から17世紀、ルネッサンスから近世にかけての時代を舞台にして、ルネッサンスのいわゆる魔術的精神の動向とそれの方法的自覚としてのマニエリスム、そしてバロックの逸脱的精神の動向を、世界の記憶術の観点から洋の東西を串刺しにして概観します。
講義の骨子です。注も含めて、リンク先に飛んで、遊んでください。
1.1フィレンツェ公会議
1.2マルシリオ・フィチーノ*1とメディチ家
1.3イタリア都市国家の文化パトロネージュ
1.4ブルネレスキとウィトルウィウスの『建築書』*2
1.5北山文化と東山文化*3
1.6永楽帝の北京
1.7十五世紀の東西共時性
1.8イエズス会*4と法華宗*5
1.9十六世紀の大帝たち2バロック
2.1マニエリスム*6からバロックへ
2.2ハプスブルク家とルドルフ二世*7
2.3ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ*8とサン・ピエトロ大聖堂
2.4オラトリオ
2.5オペラ
2.6バロックの多様性と本質*9
2.7ジュリオ・バリージとイニゴー・ジョーンズ(Inigo Jones, 1573-1652)
2.8スペクタクル*10と世界劇場
2.9日本のバロック(歌舞伎とカブキモノ*11)