情報倫理2007 第10回 インターネット・リテラシーその2:著作権、オープンソース、そして教養

今回は『ウェブ人間論』の「第3章 本、iPod、グーグル、そしてユーチューブ」、「第4章 人間はどう『進化』するのか」を題材にして、従来の著作権パラダイム(思考の地平)が今後どうシフトしていくか、資本主義の運動に取り込まれない唯一の運動としての「オープンソース」の思想の核心、そしてウェブ上の情報(外部記憶)と連動した脳の記憶のあり方の変容が人間自身をどう変化(進化)させていくか、の三点を中心に考えます。

講義の骨子です。

著作権オープンソース
1.1情報とメディアの闘争
1.2技術と政治
1.3資本主義とオープンソース
2教養の核
2.1幸福のさまざまな形
2.2ネットで増幅されるもの/されないもの
2.3記憶と記録

併せて、ネットを取り巻く法律に関する基礎知識についておさらいします。