情報倫理2007 第8回 ウェブ進化によって試される人間:信頼とは何か1

今回は『ウェブ進化論』の第六章「ウェブ進化は世代交代によって」と終章「脱エスタブリッシュメントへの旅立ち」を主に参考にしながら、「ウェブ進化」が示唆する「人間論」に入ります。それは『ウェブ人間論』そして『フューチャリスト宣言』にも通奏低音として聴こえる新しい「信頼の思想」です。これについては、受講生の皆さんの意見も聞きながら、考えを深めて行きたいと思っています。

情報倫理標準問題8もやります。

講義の骨子です。

1ウェブ進化がもたらした驚くべき学習環境の整備
1.1羽生名人の「高速道路」論
1.2いまや最高学府はネット上にある?
1.3言語化不可能な可能性
1.4新世界探索支援ツール
2不特定多数無限大への信頼
2.1世代交代
2.1マイクロソフトネットスケープの戦い
2.1マイクロソフトとグーグルの戦い
2.4ウェブ進化と世代交代
3生き方を変える
3.1予感、確信、計画
3.2新しい生き方の原則
3.3シリコンバレーから見えて来た日本という国の姿
3.4新しいキャリア・パラダイム
3.5「はてな」とはどんな会社か
4信頼の思想その1
4.1信頼の古い考え方
4.2信頼の新しい考え方
4.3何がどう変わるのか