The Soul of a Man; Skip James:365Films by Jonas Mekas

ジョナス・メカスによる365日映画、6月、179日目。


Day 179: Jonas Mekas
Thursday June 28th, 2007
6 min. 14 sec.

Night ride through
Williamsburg with
Skip James on radio --

ウィリアムズバーグの
夜のドライブ。
スキップ・ジェイムズ(1902-1969)
ラジオで聴きながら。

どこかの寿司バーで升酒を飲みながら会議するメカス一行。といっても私には見知らぬ人ばかり。4月27日「"I was back" Cat Power」で舞台となったヒロ・ボールルーム(the Hiro Ballroom)の入ったThe Maritime Hotelの中の寿司バー(Sake Room)のような気がしたが、見当違いかもしれない。

夜のウィリアムズバーグの通りを車で行くメカス一行。カーラジオから聞き覚えのある古いブルースの物悲しいようでどこか突き抜けている歌声が流れている。「スキップ・ジェイムズだよ」と同乗している誰かが言う。

Hard Time: Best of Skip James

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スキップ・ジェイムズといえば、マーティン・スコセッシが制作総指揮をつとめたドキュメンタリー映画シリーズ『THE BLUES』の第1弾、ヴィム・ヴェンダース監督による『ソウル・オブ・マン(The Soul of a Man)』(2003)に登場する。
ソウル・オブ・マン [DVD]

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もしやと思って、YouTubeで検索してみたら、次の二曲を聴くことができた。

3月14日「Dark Was the Night--Cold was the ground, Blind Willie Johnson」3月15日「嫌なこともじきに終わるさ Blind Willie Johnson」で書いたブラインド・ウィリー・ジョンソン(1902〜1947)を思い出す。スキップ・ジェイムスと同い年生まれだ。