庭藤、蛍袋、ネクタリン

札幌、朝、曇り。

藻岩山。

昨日の赤い花をつけたタチアオイ立葵, Althaea rosea)とは別の場所、一人暮らしの高齢の方が多く住むアパート群の敷地の一角に、まだ開花していないタチアオイがたくさんまさしく「立って」いる。その中の一本が白い花をつけていた。赤い花はこちらの視線を跳ね返すところがあるが、この白い花には吸い込まれるような気がした。

以前からちょっと気になっていたこれはニワフジ(庭藤, Indigofera decora)。マメ科。そろそろ花も終りのようだ。

釣鐘状の花はいろいろと見てきたが、これは一際大きくて重たそうな釣鐘。桔梗科のホタルブクロ(蛍袋, bellflower, Campanula punctata)だった。花弁が和紙の質を感じさせる。

5月14日に記録したネクタリン(nectarine)、桃の一種、ズバイモモ(Amygdalus persica)の木が実をつけていた。