Kuchar brothers & John Waters:365Films by Jonas Mekas

ジョナス・メカスによる365日映画、10月22日、295日目。


(John Waters, 1946-)
Day 295: Jonas Mekas
Monday, October 22nd, 2007
6:01 min.

George and Mike
Kuchars
interviewed by
John Waters
Nov.2004
NY Film Festival

ジョージマイク
クチャル兄弟の
ジョン・ウォーターズによる
インタビュー。
2004年11月
ニューヨーク映画祭にて。

(詳細は後日)
日本ではほとんど無名のアメリカの独立映画の世界では「生きた伝説」ともいわれる双子のクチャル兄弟。日本でもファンの多い悪趣味映画の巨匠と異名をとるジョン・ウォーターズはジョージ・クチャルとマイク・クチャルについてNew York Timesの記事HOLIDAY FILMS; Eccentrics Who Live Way Beyond The Fringe(November 5, 2000)のなかで次のように語っている。

クチャル兄弟の映画は私に最初の映画的霊感を与えてくれるものだった。ジョージのHold Me While I’m NakedとマイクのSins Of The Fleshapoidsは私の青春期の枢軸のような映画だった。その影響たるや、ウォーホルケネス・アンガーはもとより「オズの魔法使い」よりも大きかった。

ジョージ・クチャルのHold Me While I’m Naked(1966)をはじめ彼の65年から86年までの10作品のクリップをU B U W E Bで見ることができる。マイク・クチャルのSins Of The Fleshapoids(1965)*1のクリップをothercinemaDVD.comでみることができる。

ちなみに、ウェブ上ではジョン・ウォーターズの日本語情報は豊富だが、クチャル兄弟の日本語情報は皆無である。

*1:この映画は一種の近未来SF映画で、核戦争を生き延びた人間に仕えるロボットに感情が芽生えるという話。Fleshapoidとはそのロボットのこと。