ヒヨドリ、ノブドウ、トビ

札幌、晴。藻岩山に雲の影が落ちる。

原生林では野鳥達の囀りに立ち止まってしばし耳を傾けた。野鳥の姿を探しながらその歌を録音したつもりが、耳にはかなり大きくはっきりと近くに聴こえていた歌を、マイクは非常に小さくしか拾っていない。聴こえますか?


突然ヒヨドリ(鵯, Brown-eared Bulbul, Hypsipetes amaurotis)が草むらに舞い降りてきた。金網のフェンス越しにズーム撮影した。後から写真を見て分かった。果実を沢山つけたノブドウ(野葡萄, Ampelopsis brevipedunculata var. heterophylla)の蔓が這っている場所だった。

藻岩神社のかなり上空をトビ(鳶, black kite, Milvus migrans)が一羽ゆっくりと旋回していた。一瞬、その鳥瞰、俯瞰する「目」(a bird's eye)をもらう。


サフラン公園に隣接するトウモロコシ畑の直売所(a direct sales store for vegitables)が店じまいした。いよいよ「冬」か。