in Nostradamus castle:365Films by Jonas Mekas

ジョナス・メカスによる365日映画、12月14日、348日目。


Day 348: Jonas Mekas
Friday, December 14th, 2007
6:21 min.

With Sebastian
we spend a strange
night in the house
of Nostradamus
(St.Remy, France) --

セバスチャンと
南仏サン・レミ
ノストラダムスの家で
変わった夜を過ごす。

明るい陽射し。サン・レミの「ノストラダムスの生家&rarr」という標識のある通り。
占星術ノストラダムスたるミシェル・ド・ノートルダムは1503年12月14日にここで生まれた」というプレートのある壁。その下の扉の枠に「6」のプレート。
狭い路地を帚で掃く若い女
緑が広がる敷地の大木の木陰に三羽のアヒル。向こうに森が見える。

ノストラダムス城(Nostradamus castle)の部屋で」と字幕が入る。

なぜか部屋の中に大きなスズメバチがいる。開いていた窓から入ってきたのだろうか。ブンブンと羽音を立てて、天井の照明の傘のそばから離れない。「せわしない奴だ」とメカス。セバスチャンはベッドに潜り込んでいる。「いいことを思いついた」とメカス。部屋の明かりを消して、窓の外に追い出すという考えだ。窓の外にある外灯の明かりにおびき寄せられるはずだ。真っ暗闇の中、ブンブンという羽音が聞こえる。「窓際に来たぞ。多分外に出たぞ」と言いながら、メカスは部屋の明かりをつけ、窓を閉める。「解放された(liberation)!」とセバスチャン。

メカスのいう「ノストラダムス城(Nostradamus castle)」というホテル(?)は調べがつかなかった。