家の前をかるく除雪してから、細雪が密に降り続ける中を散歩に出る。眼鏡が濡れ、カメラが濡れる。風太郎は白犬になる。藻岩山は見えない。雪景色十歩前進。
原生林ではヒヨドリの番いが戯れていた。ヒヨドリだけは毎日見かける。
サフラン公園入口の雪塊は、雪像らしくなっていた。やや大きめの雪だるまだろうか。まだ制作途中だ。
帰宅して、風太郎の部屋の軒先から下がっていた長さ1メートルを超えるツララを根元からそっと折り取って、記念撮影しようとしたが、壁にちょっと触れただけで、ポキッと折れてしまった。仕方なく、雪に刺して何か造形しようとしたが、うまく行かなかった。