Cry Me A River


二風谷を流れる沙流川。二風谷ダム魚道付近から下流を撮影。

川巡りをしたせいか、Cry Me A River を思い出して鼻歌を歌っていた。うろ覚えの歌詞の断片を口ずさんでいた。YouTubeエラ・フィッツジェラルドをはじめ、いろんな歌手が歌う Cry Me A River を集中して聴き比べた。改めて歌詞を調べてみたら、結構「怖い」内容の歌詞だった。女の流す涙に流され溺れ死ぬ恐怖。「海」(I cried a sea over you)でなくてよかった。ひとたまりもない。映画『女はそれを我慢できない』(1956)の中で女優のジュリー・ロンドンが歌い、ヒットした。彼女が映画のなかで歌うシーンはさながらホラーである。


Cry Me A River(written by Arthur Hamilton in 1953)


Now you say you're lonely
You cry the long night through
Well, you can cry me a river
Cry me a river
I cried a river over you


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コード進行はこんな。

Intro: A7 Am7/F# F E Am


A9 Am Dm7 G7 C E7
Now you say you're lonely, you cry the whole night through;
A7 Am7/F#
Well you can cry me a river, cry me a river,
F E7 Am E7
I cried a river over you.

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素晴らしい和訳はこちらで。


ちなみに、ジュリー・ロンドンの凄みのある歌をじっくりと聴きたい場合はこちら。

素晴らしいセッションを堪能したい場合はこちら。

そして、ジャズの真骨頂を感じたい場合はこちら。エラ・フィッツジェラルドの「編集」には唸るばかりだ。最後はなんと、'Now you say you're sorry' で終わる。