暴風雪

家から出られず。

(追記)

その後、本を読みながら、雪が小降りになるのを待つともなく待っているとき、フト窓の外を見ると、坂の下で一台の白い小型車が立ち往生しているのが目に入った。これは出番だと思って、玄関扉をなんとか押し開け、少しの隙間から外に飛び出して、驚いた。南に面した玄関の扉は雪で真っ白になり、積雪は優に50センチを超えていた。昨夜の台風なみの風の吹き荒れる不気味な音が一瞬蘇った。玄関脇に立てかけてあった雪道脱出具(脱出ボード)は雪に埋もれかけていたが、それを引っ張り出して、立ち往生している車のもとに駆けつけた。隣家の奥さんだった。娘さんをピアノ教室に送るところだった。タイヤが空回りして脱出できなくなっていた。右前輪に「脱出お助けマン」(別名「ヘルパー君」)*1を噛ませてから、奥さんに脱出を試みてもらった。一発で脱出できた。その後その辺りの雪かきをしてから、自宅前の雪をかいた。汗だくになった。

参照:

*1:私の勝手な命名であり、商品名ではありません。念のため。