屋根、選挙ポスター


数少ない三角屋根たち。


圧倒的に多い無落雪式の屋根、屋根、屋根。


自、公、民のポスター。右下は民のポスターだが、「政権交代」の文字が雪に飲まれそうだった。実は、今朝、散歩しているとき、ひどくのろのろ運転の黄色い軽自動車が私を追い越して行った。よく見ると屋根にスピーカーが取り付けてあった。藻岩神社の前に止まっていた。「自民党のHは...」という若い男の声が聞こえた。私が藻岩神社の境内に入ろうとしたとき、その街宣車の助手席から黄色いウィンドブレーカーを着た若い男が降りて、非常に爽やかな笑顔で私に駆け寄ってきた。Hですが、よろしくお願いします、と彼はパンフレットを私に手渡し、頭を下げた。一瞬、どうして自民党なの? と質問をしようとして、止めた。はい、頑張ってね、と私も彼に負けないつもりの思いきりの笑顔で応えた。一瞬驚きを露にした彼の表情を私は見のがさなかった。そんなに気持ちの悪い笑顔だったのだろうか。