リベンジ、そしてエール

昨夜遅く帰省した娘は早速友人たちと早朝から支笏湖にキャンプに出かけた。帰省しても家にいる時間はほとんどない。中学時代の同級生やクラブ仲間、高校時代の同級生やクラブ仲間と会うスケジュールが目白押しなのだ。父親に似ずちゃんと歯を見せて笑いながら、蟹のハサミのような両手ピースを残して出かけた。両手ピースか。盗もう。

朝の散歩での「笑顔の配達サービス」不発が悔しくて、夕方の散歩に賭けた。リベンジ。風太郎は熟睡していたので敢えて声をかけずに、一人で出かけた。藻岩神社までの往復わずか30分程度の散歩だった。だが、見事な成果あり。5人の心に花を咲かせることができた。

風太郎を連れて境内に入ることのできない藻岩神社に立ち寄っていろいろと祈願した。

ひとつは本日の成果に。
二つには、シュポラーみなさんの無病息災を。
そして9月だか10だかの金ちゃんの大分巡業の成功を。
最後に12月のシュンポシオン横浜、SJC横浜の成功を。

何だか知らないが、昨日いい歳をした四人の大人が明日に遠足を控えた小学生のように四ヶ月先の集まりにワクワクしながら、飲んで騒いだらしい。なんて素敵なお馬鹿さんたちなんだ。

こんなふうに、何かの為ではない、そのこと自体の為に力を浪費できる大人が増えれば、日本は魅力的になるはずだ。そんな大人たちへ花咲か爺から笑顔のエールを送りたい。これ!

ついでに、藻岩神社の境内で桜の木の下に佇んだ。

昨夜書いた「樹木の思想」を反芻しながら。