- 作者: 藤原新也
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今朝、迷った末に選んで歩いた道でアゲハチョウ(swallowtail)に出会った。驚いた。数日前から藤原新也の『メメント・モリ』の中のアゲハチョウの写真になぜか強く惹かれて、机の上にはその見開きを開いたまま置いていたからである。写真には、アゲハチョウとは一見無縁な、この世のいかなる音楽よりも美しく高貴な妙音鳥(Kalavinka)の鳴き声が、「若空無我常楽我浄」(Nya-ku mu-ga jo-raku ga-jo)と聞こえるという内容の短文が添えられていた。歩くことで出会うものすべてがそのような音楽を奏でているというサインかもしれないと想った。
追記
迦陵頻(かりょうびん)なる仏教行事の舞楽においては、迦陵頻伽(妙音鳥)の舞が表現されており、蝶をモチーフとした胡蝶と対で舞われる、という。なるほど、そうだったのか。
参照