2008-08-30から1日間の記事一覧

花咲か爺の新たな課題

今朝の散歩でサフラン公園が視界に入った時、いつもとどこか違う雰囲気を感じた。公園の方から聴こえてくる声の響きがいつもと違った。人間の耳はすごいものだ。毎朝慣れ親しんだサウンドスケープにほんの僅かでも変化があれば、それを敏感に察知して何らか…

ヌルデ、ノウゼンカズラ

今朝の散歩記録で、今はもう存在しないヌルデ(白膠木, Rhus javanica)*1のことを書いてから、町内に一本だけ残るヌルデのことが気にかかって、買い物ついでに見に行った。健在だった。小さな果実を沢山つけていた。ヌルデはウルシの仲間なので、茨城で漆掻…

町の記憶、町の記録

札幌、曇り時々雨。微風。涼しい。風太郎少し回復、散歩に行くと言う。霧雨の中散歩に出る。数日前から空き家の廃庭から通りに伸びたヤマブドウ(山葡萄, Crimson glory vine, Vitis coignetiae)の蔓には大きな葉の陰から熟しはじめた果実が見え隠れしてい…

闇でものを見分ける力

『グアテマラ伝説集』95頁 だいぶ涼しくなった今も私は時々夏の夜の枕頭の書の一冊、アストゥリアス『グアテマラ伝説集』と一緒に寝ている。最近は第六の伝説「春嵐の妖術師」を数節(下)読んでいるうちに、あるいは支笏湖と恵庭岳を連想させる「アティトゥ…