ヌルデ、ノウゼンカズラ

今朝の散歩記録で、今はもう存在しないヌルデ(白膠木, Rhus javanica*1のことを書いてから、町内に一本だけ残るヌルデのことが気にかかって、買い物ついでに見に行った。健在だった。小さな果実を沢山つけていた。ヌルデはウルシの仲間なので、茨城で漆掻き・木工・漆芸制作に励む菅原さん(id:alsografico)にはもしかしたら馴染みの木かもしれないなと思いながら。



買い物を終えて、まだ歩いたことのない通りを選んで帰った。二つのとても小さな公園を知った。『松の木公園』と『こだま公園』。『松の木公園』にはたしかに松の木が植えられていた。『こだま公園』の「こだま」の由来は分からなかったが、中心の座を立派なイチョウ(銀杏, Ginkgo, Ginkgo biloba L.)の木が占めていた。その下にしばし佇んだ。

あるオフィスの二階のバルコニーからノウゼンカズラ凌霄花, Campsis grandiflora)が気持ちよく垂れ下がっていた。ノウゼンカズラは昨年の今頃別の場所で初めて実物を見たのだった*2。町内ではまだ二カ所しか知らない。