2008-10-08から1日間の記事一覧

情報の質から情報の解像度へ

原研哉著『デザインのデザイン』(岩波書店、2003年、asin:4000240056)は単なるデザインを情報デザインとして深く見直す試みとして読むことができます。ただし、私は『デザインのデザイン』を単に褒めるために書いているのではありません。その限界をはっき…

『イメージフォーラム・フェスティバル2008札幌』はじまる

イメージフォーラム・フェスティバル2008 ディレクターの澤さんと再会する。 受付で撮ってもらった記念写真が貼付されたフリーパス券。ピースサインを忘れない大人げない私。 会場の北海道立近代美術館講堂で8本の映画を観た。それぞれに興味深かった。詳細…

サナギ

今朝はまずUさんに、それからサフランクラブの面々に強く励まされた風太郎。 ああ、何の蛹(さなぎ)だろう? サナギって本当に不思議な「生命デザイン」だといつも感じる。蛹の生物学的定義はこうである。 完全変態をする昆虫が幼虫期と成虫期との間に経過…

20世紀における神話的視線:羞恥心と名誉

イメージフォーラム・フェスティバル2008の札幌会場の受付で展示されていたイメージフォーラムが過去に企画したイベント関連のカタログやDVD作品が興味深かった。その中で、懐かしいジョナス・メカス監督作品『リトアニアへの旅の追憶』(ダゲレオ出版/イメ…