2010-04-13から1日間の記事一覧

作品「白樺の樹皮の切れ端」

シラカバ(白樺, Japanese White Birch, Betula platyphylla var. japonica) 伐採されて死んだ白樺の樹皮の切れ端を家に持ち帰った。それを一枚の紙のように木の机の上に置き、何か書けないかと思い始める。が、何か書こうとする傲慢さにふと気づいて、ただ…

花のこころ soul、花のいのちと死 life and death をデザインする:Daniel Ost

Daniel Ost Official site フラワーアーティスト、ダニエル・オスト(Daniel Ost, 1955 in Sint-Niklaas, Belgium)は、花師、栗崎昇(くりさきのぼる、1937年生まれ)の弟子筋に当たる。一週間前に新聞(‘The Ashahi Shimbun GLOBE’)で大きく取りあげられ…

相互連想の<頁>はどこにあるのか?

夕刊で目にとまった言葉。「追憶の風景……サンディエゴ(米)」、「文学とは声のこと、、」。 早朝のサンディエゴ (San Diego)市街、2005年3月19日撮影。 紙の神、紙の唄、文字の風、、、。原生林で朗読する。「インターネットによって見られた夢」に近づいて…

良心(conscience)の根拠

ソローは良心(conscience)の根拠について、その語源の通り、「共にcon-+知るscīre」つまり「分かち合う」という意味を踏まえた上で、ソフォクレスの『アンティゴネー』の一節を引きながら次のように述べた。 アンティゴネーは彼女の兄ポリュネイケースの死…